部品点数削減

40年強の間、収益改善活動、コスト低減活動を推進、実行してきましたが、改めて最も効果的な視点は、部品点数削減であると思います。本文の中にも書きましたが、部品点数が多いことは、コストを増やすための悪の根源であると考えます。逆に言えば、部品点数を削減することはそれだけ効果があります。部品点数が少ないという事は、図面の枚数も少ないわけなので、設計のリソースが減ります。また部品の管理費、在庫スペース減に伴う費用、金型費、数量効果による購入資材費などが削減できます。また品質向上や信頼性向上にもつながります。

 

その部品点数削減に最も効果的な手法は、手法②で述べたDFAです。DFAを活用することで部品点数の少ない競争力のある製品、商品作りが可能となります。